話し手聴き手双方が、お互いを尊重しながら話したいことを自由に話し合える関係が、自分も相手も満足するWin-Winな人間関係です。
Win-Winな人間関係を築くためには、自他ともに尊重するコミュニケーション、態度で接することが必要です。
この自他尊重のコミュニケーションをアサーションと呼びます。
自分と相手を尊重するかどうかで、人間関係は4つのパターンに分かれます。
意見の相違があっても、自分はOKで相手もOkといえるのが、アサーションができている状態です。
その他の3つの組み合わせは、偏った人間関係といえます。
(アサーティブ アグレッシブ ノン・アサーティブ 相互否定)
社会的な場面での経験・役割が少ない女性が、適切な自己表現を身につけることで、職場での地位向上、管理職や幹部社員への登用が期待できます。
利害の対立する交渉相手にも、相手の受け入れやすい方法で適切に主張することで、Win-Winの関係で交渉をまとめることができます。
異なる文化、価値観、生活習慣をもつ人たちと、お互いの違いを尊重し受け入れ、共に働く仲間として信頼関係を築いていくことができます。
マネジャーがアサーションを身につけることで、部下を一人の人間として尊重し、個性と潜在能力を伸ばす育成ができます。
また、職場のモラルハラスメントや部下のメンタル不調を予防する効果が期待できます。
企業には、社会のルールや規範に即した経営が期待されています。アサーティブなコミュニケーションを身につけることで、社内外のアカウンタビリティ(信頼性)が高い組織ができます。
体験学習(実演または実習⇒経験の振り返り⇒講義で理解する)を通じて、頭と心と体に刻み込みます。
アサーション(話し方)研修(2日間の場合) | ||
9:30~
17:00 |
<オリエンテーション> 1.アサーション度チェック 実習→振り返り→講義 2.アサーションとは 講義 ・Q&A 3.基本スキルを学ぶ 実習→振り返り→講義 実習→振り返り→講義 ③承認・称賛のスキル 実習→振り返り→講義
<1日目の振り返り> |
④難しい場面での
アサーション ・相手に依頼する場面 ・相手からの依頼を 断る場面 実習→振り返り→講義 場面でのアサーション 実習→振り返り→講義 Q&A 4.職場でのアサーション の活用 行動計画づくり <研修全体の振り返り> |
アサーティブ、ノン・アサーティブ、アグレッシブ
I(アイ)メッセージ、リスニング(傾聴)、問題解決(DESC法)
研修後のアンケートから参加者の声を抜粋
自分の攻撃的な態度・コミュニケーションのために、周囲とギクシャクしていたことに気づいた。
自分の気持ちを抑えて、周囲に合わせることが良いと思って いたが、自分を大切にできていなかった のだと反省。
誰かの頼みを断ることは難しい。
Win-Winな人間関係が分かった。
経営幹部や上級マネジャーこそ、アサーティブになって欲しい。(怒鳴りつけるばかりではなく)
お互いを尊重するという意味が分かった。難しいがさっそく努力していきたい。
アサーティブなコミュニケーションは、人間関係そのものだと思った。 |
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