職場の人間関係


    部下と信頼を築くマネジャーの行動


人間関係講座|(株)MOMO

 

 

部下と信頼を築くマネジャー行動|人間関係講座

 

開放的なこと

部下に与える情報が少ないと不信感が生じることが多い。

信頼を得るためには、関連すると思われる情報を漏れなく伝えることが大切である。与えるべき情報には、意志決定の基準、判断の根拠、問題の認識などがある。

 

公正であること

意志決定や行動が、部下から客観的に見て公正だと思えるかどうかを考慮しておく必要がある。

特に、客観的で公正な業績の評価と、その結果支払われる報酬の公平性が重要である。

 

感情を言葉にする

自分の気持ちを言葉で相手に伝えて初めて、人間同士のつながりが期待できる。お互いの理解が深まれば、部下からの尊敬を受けることも増えるだろう。

 

真実を話す

信頼を築くには誠実さが重要である。部下の「聞きやすいこと」だけでなく、「聞きたくないこと」も率直に伝えることで、真実を話してくれる人だと感じされることができる。

 

一貫している

意志決定や行動を予測できると部下は安心する。自分の価値観や信念を大切にし意志決定の基盤とすることで、部下が納得する一貫性を保つことができる。

 

約束を果たす

約束は、相手の地位や立場に限らず必ず守ることで、信頼してもよい人間だと感じさせることができる。特に、部下など自分よりも弱い立場にある人間の約束を

後回しにしがちなので、注意が必要である。

 

秘密を守る

相手から秘密を打ち明けられたとき、誰にも話さないのはもちろんのこと、絶対に秘密を守り裏切らない人間だと認めてもらう振る舞いが大切である。

 

能力を果たす

部下から認められ尊敬を勝ちえる能力を示そう。

テクニカル・スキル(技術・専門的な能力)はもちろんのこと、ヒューマン・スキル(コミュニケーションを含む対人関係能力)の発揮が期待されている。